2009年5月31日日曜日

羊たちの沈黙

前評判が結構凄かった映画なので、かなり期待して観たのですが。。。ちょっと期待はずれでした。確かに最後まで飽きずに観れて楽しかったしレクターのキャラも不気味で良かったのですが、最近の映画ってこの程度じゃ済まない事が多いじゃないですか。きっとこの映画が流行った当時はあまりこの手の作品ってなかったのかな?新しさもあったりしてヒットしたのかもしれませんが、今現在出回ってるこの手の映画はもっと刺激的で破滅的でどうしようもない結末ってのが多いですからね。それに比べるとまだまだ甘いなって感じはしました。
人によってはこの映画はそこそこ伏線が張られていて、そこを考えながら観るのも面白いと言われているようですが、こんなの伏線のうちに入らないですよ。とても分かりやすすぎます。デイヴィッド・リンチの「インランド・エンパイア」を観てからは、ちょっとやそっとの伏線じゃ物足りなくなってしまいました。(笑)
レクターの独房だけガラス張りってのはちょっと不気味でしたね。暗い恐ろしい廊下の先に灯りは煌々としていて、そこのガラスの奥にレクターがいるという光景がとても気味悪いな〜と感じました。それにしても、こんな恐ろしい男の警備に警官二人とは、、、、。あまりにお粗末すぎるでしょ。普通もっと警戒して厳重な警備をするっての!!

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