最近邦画で「ヘブンズ・ドア」ってやってるけど、これってこの映画のパクリじゃないのっ??と真剣い憤りを感じてしまった。それぐらいこの映画は大好きです。それなのに、、、それなのに何故に日本でリメイク??別にリメイクしなくたっていーじゃん!!この映画は名作としてそっとしておいて欲しいなぁという心境です。
海を見る為に強盗、窃盗をしでかす二人。でも後になって返したり、棚ぼたで手に入った大金を困っていると思われる人々に送ったりと、とても素敵で可愛い事をしてくれます。とても都合良く出来ている内容も、この重いテーマではならではのご愛嬌という事で。(こういう展開だと誰でも面白いと感じながら観る事ができますよね。)一番最後の場面が一番奇麗で好きです。朝焼けの中、風が強く波の荒い海の場面です。
突然の死の宣告に恐怖を感じる前に、もしくはその恐怖を忘れるためにこんなにも一生懸命に、ただ「海」を見るために無茶苦茶やってきた二人をとても愛おしくとても近く感じてしまいました。若くして命を落とす事になった二人に、何でもうまくいく!という素晴らしい時間を神様がくれたのかもしれません。