原作がファンタジーなので映画ももちろんそうなのですが、時間泥棒が人形を山ほど投げてくるシーンなどシュールなシーンもいくつかあったりして映像的にも楽しめるものだと思います。ファンタジーものって嫌いじゃないので。モモ役の女の子はすごくイメージにぴったりで、不思議な雰囲気の子でした。久しぶりに童話の世界に入り込んで暖かい気持ちになれた気がします。元々妄想癖の私ですから、こういう話には入り込みやすいのです。(笑)
今日でブログ閉鎖します。
6 年前
年間100本の映画を観る事を目標にしています。 映画から学ぶものはとっても多いです。 暇さえあえば映画を観てしまう映画中毒です。 でもあまり気の利いた感想は書けませんので悪しからず。
ロリータは新しい方の作品は観た事がありましたが、こちらのキューブリックのほうをやっと観る事ができました。
新しい方のロリータは、当たり前ですけど現代的に書き換えられています。そっちの教授のイメージは、中年でこんな若い子にハマってしまってかわいそうだわ。。。という、ちょっと同情をしてしまいそうになりそうな印象でしたが、キューブリックの作品のほうでは、狂気に満ちた恐ろしい男にしか見えなかったです。そういう意味ではこちらの作品のほうが観ていて目が離せないものになっています。
それにしても、あの執拗さとか狂気とか、、、とにかく怖いです。私だったら、いくらお金のためでも彼に自分の居場所を教えるような事は絶対にしないけどなー。新作のほうだとロリータは出産に伴って亡くなるという結末だったけど、こちらではそういう結末ではなさそうだったのでとりあえず安心しました。とにかく、狂気に満ちた男を描かせたらキューブリックの右に出る物はいないですね。