2009年5月31日日曜日

モモ

昔、小学生ぐらいの時に本で読んだ記憶があります。私が小学生だった頃、この本は結構流行ったと思います。(20年ぐらい前です)その映画が出来たという事で楽しみにして観ました。
原作がファンタジーなので映画ももちろんそうなのですが、時間泥棒が人形を山ほど投げてくるシーンなどシュールなシーンもいくつかあったりして映像的にも楽しめるものだと思います。ファンタジーものって嫌いじゃないので。モモ役の女の子はすごくイメージにぴったりで、不思議な雰囲気の子でした。久しぶりに童話の世界に入り込んで暖かい気持ちになれた気がします。元々妄想癖の私ですから、こういう話には入り込みやすいのです。(笑)

羊たちの沈黙

前評判が結構凄かった映画なので、かなり期待して観たのですが。。。ちょっと期待はずれでした。確かに最後まで飽きずに観れて楽しかったしレクターのキャラも不気味で良かったのですが、最近の映画ってこの程度じゃ済まない事が多いじゃないですか。きっとこの映画が流行った当時はあまりこの手の作品ってなかったのかな?新しさもあったりしてヒットしたのかもしれませんが、今現在出回ってるこの手の映画はもっと刺激的で破滅的でどうしようもない結末ってのが多いですからね。それに比べるとまだまだ甘いなって感じはしました。
人によってはこの映画はそこそこ伏線が張られていて、そこを考えながら観るのも面白いと言われているようですが、こんなの伏線のうちに入らないですよ。とても分かりやすすぎます。デイヴィッド・リンチの「インランド・エンパイア」を観てからは、ちょっとやそっとの伏線じゃ物足りなくなってしまいました。(笑)
レクターの独房だけガラス張りってのはちょっと不気味でしたね。暗い恐ろしい廊下の先に灯りは煌々としていて、そこのガラスの奥にレクターがいるという光景がとても気味悪いな〜と感じました。それにしても、こんな恐ろしい男の警備に警官二人とは、、、、。あまりにお粗末すぎるでしょ。普通もっと警戒して厳重な警備をするっての!!

2009年5月24日日曜日

ロリータ('62)

ロリータは新しい方の作品は観た事がありましたが、こちらのキューブリックのほうをやっと観る事ができました。

新しい方のロリータは、当たり前ですけど現代的に書き換えられています。そっちの教授のイメージは、中年でこんな若い子にハマってしまってかわいそうだわ。。。という、ちょっと同情をしてしまいそうになりそうな印象でしたが、キューブリックの作品のほうでは、狂気に満ちた恐ろしい男にしか見えなかったです。そういう意味ではこちらの作品のほうが観ていて目が離せないものになっています。

それにしても、あの執拗さとか狂気とか、、、とにかく怖いです。私だったら、いくらお金のためでも彼に自分の居場所を教えるような事は絶対にしないけどなー。新作のほうだとロリータは出産に伴って亡くなるという結末だったけど、こちらではそういう結末ではなさそうだったのでとりあえず安心しました。とにかく、狂気に満ちた男を描かせたらキューブリックの右に出る物はいないですね。

2009年5月2日土曜日

スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦

久しぶりに、ほえぇ〜〜〜って感じの映画を観てしまいました。。。ここで何度も言っているけれど、私はスカーレット・ヨハンソンの大ファンなもんで、この映画も彼女が出ているから結構楽しみにして観たのですが。やっぱりこの手の映画はどうしても、、、って感じですね。いやぁ、デートの時なんかにゆるい感じで観るにはいいと思うんですよ。でも私的には物足りなさ過ぎました。スカヨハは相変わらず魅力的なのですが(てゆーか、この時期は特に痩せてたのかな?)一言で言うと「ありえね〜〜!!!」って感じの内容です。(笑)